死角といえば、すぐに思い出すのはバックミラーが生み出す死角です。ルームミラーとサイドミラーとによって、クルマはかなり後方が見えるものですが、クルマの左右のすぐ後方というのは、バックミラーに写らない位置になります。このことは、教習所などでも教えていることなので、たいていの人は頭では理解しているのですが、正しいバックミラーの合わせ方を知らなかったり、また、とっさのときに死角があることを忘れた運転をしたりして、危険な事態を引き起こすことも多いようです。
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サイドミラーに関していえば、ドアミラーとフェンダーミラーとがありますが、どちらの場合でも死角がなくなるというわけではありません。JAFが行ったユーザーテストでは、サイドミラーで50m後方を見たとき、曲面鏡ドアミラーでは右25・3m、左20・7mが視界に入り、フェンダーミラーでは右17・1m、左17・2m、平面鏡ドアミラーでは右12・7m、左8mが視界に入るという結果が出ています。曲面鏡ドアミラーのクルマなら最も広い範囲が見え、より安全性が高まることになりますが、それでも死角がないわけではありません。